この度は、小倉に「こくらリウマチ科・内科クリニック」を開院させていただきます。内科疾患に加え、北九州では珍しいリウマチ・膠原病疾患を診療しているクリニックです。
診療をなるべく自施設で完結できるように医療機器を充実させました。また、当院の強みでもあります関節エコー(日本リウマチ学会登録ソノグラファーの資格医師在籍)などのエコー検査のほかに、血液尿検査、X線検査、CT検査や骨塩定量など行うことができまして、クリニックでも病院の診療と遜色ない体制を整えております。
治療におきましては、医師と患者様が協働して意思決定する「Shared decision making (SDM) 」が重要です。当院におきましても患者様と情報共有をしながら、一緒に治療方針を話し合って決めていきます。
近隣の医療機関と連携して、診療を行っていきます。
小倉で生まれ、産業医科大学で膠原病リウマチ学の診療に従事・研究し、戸畑総合病院では膠原病リウマチ患者様の外来、入院診療の傍ら、画像診断学(関節エコーや関節MRIなど)や患者報告アウトカム(PRO:Patient Reported Outcome)(患者様の自らの評価や症状の訴えなど)につきまして研究を行ってきました。また、リウマチケアチームを立ち上げ、医師・看護師・薬剤師・検査技師などのそれぞれの職種が専門性を活かしたチーム医療を展開してきました(日本リウマチ財団登録看護師5名、日本リウマチ財団薬剤師4名、日本リウマチ学会登録ソノグラファー4名を輩出して来ました)。
医療機関につきましては、主に北九州で、膠原病・リウマチ診療を行ってきました。また、新日鉄住金(株)八幡製鉄所(現九州製鉄所)で主幹産業医として2年間従事しておりました。
日本内科学会総合内科専門医に加え、日本プライマリケア連合学会指導医・日本病院総合診療医学会指導医であり、プライマリケア診療にも精通しており、これまでの幅広い知識・経験をもとに、クリニックで活かし、内科診療をはじめ膠原病リウマチ診療など地域医療に最大限貢献させていただきます。